12月になると街中はイルミネーションが点灯し、お店ではクリスマスのBGMが流れてもうクリスマス!クリスマス!という感じですね。日本ではパートナーと一緒に過ごすイベントというのがいつの間にか定着していますね。私は5年前に初めてクリスマスを親たち家族ではなくパートナーと過ごしました。家族とはまた違った大好きな人と過ごすクリスマスは格別で、去年のクリスマスもとてもとても楽しみにしていました。まさかそこでトラウマ級な最悪な思い出ができるとは・・
今回は私が去年体験した最悪なクリスマスのお話をします。メンタル的に結構やられてしんどかったのですが、今となれば笑い話ですので、ネタとして楽しんでいってください!!
去年の10月半ばくらいに大学の同級生Rくんと付き合い始めました。見た目はあまりタイプではなかったですが、”大事なのは中身”ということで彼のやさしさに惹かれて付き合いました。順調にお付き合いを進めるなかでクリスマスも一緒に過ごす約束をしました。当日は昼過ぎくらいに合流して一緒にSPY×FAMILIYの映画を観てイオンでぶらぶらしたのち、彼の家に行ってピザとケーキを食べることを計画し、プレゼントも予算を決めて交換し合うことに。
12月25日当日。集合して映画を観ました。私はSPY×FAMILIYのアニメが大大大好きなので、好きなキャラ達を見れたこと、ストーリーが面白かったことにとてもとても興奮しました。大満足の映画の後はごはんを食べて、ガチャガチャをしたり、Rくんの服を選んだりと結構楽しみました。夕方になってきたのでケーキとピザを受け取るためにイオンを出てRくんの家に向かいました。無事、ピザとケーキをお店で受け取り、さあおうちパーティーの始まりだということでワクワクしていました。付き合い始めて約2か月ほど経っていましたが、初めてのRくんのおうちだったので少しドキドキする気持ちもありつつ訪れました。せっかくのクリスマスなのでトナカイのカチューシャやサンタの帽子なんかも用意してこれで一緒に写真を撮りたいなと前日はニヤニヤしていました。
しかし、、、彼の家で事件は起きたのです、、。クリスマスという心が躍る日が一生忘れられないトラウマを感じる日になるとは、、
彼に案内されて彼の家に到着。ドアを開けてくれて玄関に入ると、まず目に入ってきたのが、ゴミ袋5つ!
(’えっつ!?今日ゴミの日だったけど・・)と思ったものの、(出し忘れることってあるよね!出し忘れたならベランダとかせめて見えないところにおいてほしいけどな)と心の中で留め、中へ。次に目に入ってきたのがシンクにあった溜まった洗い物。コップやお皿が水のなかに浸かっていましたが、その水がなんとなんと灰色!!!(いやどゆこと!??初めて見たんだけど、、というか彼女が来るなら洗い物は片付けとくよね!?)といろいろと引っ掛かりながら部屋へ。部屋に入ると角部屋のため広いはずなのにモノが多くてせまいように感じました。そしてなんか薄暗くて変な感じ。。違和感は色々あったものの、外から入ってきたので手を洗ることに。お風呂・トイレ・洗面台が一緒になったところへ案内されると、排水溝にはこれでもかと詰まった髪の毛。(彼女が家に来て手を洗うとなったらここに入ること分かるよね?想像しなかったのかな)と、、手を洗ったのちに部屋に戻りおそるおそる細部まで見ていくと、、
・部屋の片側に沿ってずらーっと並べられた空のペットボトル
・机周りには参考書などが溢れ山積みに
・その近くにも何か山ができていてまじまじと見るとチラシや授業で使ったプリントの山(当時大学4年生だったのですが、大学1年生のときにプリントもありました)
・床には髪の毛や食べかすが散乱
・布団はしきっぱ
・部屋の隅は黒いカビみたいなものが・・
細部を見れば見るほど鳥肌が立ってやばいなと感じたのを覚えています。そして、手を洗ったあとにいろいろと気になる部分はありましたがまずマイルドな部分として布団がしきっぱだったのが気になったので、「ふとん?」と聞きました。すると彼は「そうなんだよねー部屋せまくてベッド置けないなんだ」という返答。(そういうこと聞いてるんじゃないよ!!!と怒りそして通り越して呆れでした)。ふとんも真冬なのにぞうきんのような薄っぺらいもので寝ており、髪の毛だらけで目も当てられなかったです。彼との夜の営みを考えていた自分が気持ち悪くなりました。
彼は机というか段ボールにチラシをかぶせたようなところに、ピザを載せて食べようと促してきました。ちょっと戸惑っていると、テンションが明らかに下がっていた私を見てプレゼント交換を先にしようと彼は提案。もらったものは小さなヤドンのぬいぐるみと入浴剤でした。プレゼントもちょっと突っ込みたくなりましたが、それよりもラッピングをしてなかったことが引っ掛かりました。(プレゼントって普通ラッピングするもんだよ!?)そしてピザへ。お腹は空いていたので一切れ取ったものの、部屋の汚さにドン引きすぎて全く言葉が出てこなくなりました。食欲も当たり前にわかず、一切れで限界でした。彼の家を見渡せば見渡すほど上記したような部分が見えてきて、もう心の中はぞわぞわ。家に以前友達を呼んだという話を聞いていましたが、(この家に!???えっ!??)となりました。あまりにも急にしゃべらなくなった自分に対してRくんは「〇〇、今日は疲れた?」と言ってきました。ああもう呆れでしたね。そうじゃないよとなりそれからは彼は心配するように私の顔を伺ってきました。どうしようと私はいろいろと考えていましたが、最終的に15分も耐えられなくなり、「ごめん、帰る。服が汚れる」と言って出ていこうとしました。彼はすごく動揺していたようでした。私は早く帰りたい気持ち反面、ずっと前から楽しみにしていたモンブランチーズケーキだけは持って帰りたいという気持ちが出てきました。でもこの状況で自分から取って出ることもできず、「ケーキどーする?」とぼそっと言いました。そうすると、R君は「持って帰っていいよ」と言ってくれてケーキを持って彼の家から出ました。ドアを出る瞬間、彼は「また会おうね」と言ってきました。私はもうそれにむかつきすぎて無視して出ていきました。
その後・・・私は友達に電話をして大号泣。一人ですき家に行っておじさんたちがカウンターで食べているなか大好きな牛丼をお持ち帰り。怒りと悲しみが交じるなか牛丼をお腹いっぱい食べ、モンブランチーズケーキを食べました。そして、私は就活をやり直していたため、次の日に岡山から東京に行って面接をする予定がありました。まずはそこに集中して寝ましたた。
次の日、起きるとRくんからのLINEが来ていました。文面までは覚えていませんが内容としては楽しみにしていたのにごめんという謝罪と○○なら面接大丈夫だから頑張ってという彼氏面をしてきたメッセージでした。もう気持ち悪すぎてずっと新幹線の中で悲しかったです。まずはもう面接に集中しようと活き込んでゆき、面接が終わると「何で自分ばっかりこんなにもつらい経験をしないといけないのだろうか」ともう落ち込みまくっていました。26日東京から帰ってきたものの、彼のことも悲劇のクリスマスのことももう何も考えたくなくて頭から消そうと大好きなドラマを見始めました。次の日もドラマを見ていたのですが、ふと見ている途中に「なんであんな人のために自分はかわいくなろうとするんだろうか」となり、「絶対彼のためにはしたくない!!」と強く思い、その勢いでメッセージを送りました。送った内容としては部屋が本当に汚すぎたこと、またもともと見た目に清潔感がなかったことを全部ストレートに伝えました。「髪の毛ボサボサで歯も黄色かったり黒かったりして嫌だった」と、、(笑)。結構正直に伝えました。彼からの返答は「全部○○の言う通り。ごめん。今までありがとう」というものでした。即ブロックをして私の彼との恋愛は綺麗さっぱりと消え去りました。後日、プレゼントと借りていた本も彼の家の玄関前に返却しました(笑)
つらいつらい結末の恋愛でしたが、1つ教訓ができました。
「人は中身が大事というければ最低限の清潔感がないとダメなこと」です。出会った当初から髪の毛や歯の部分がすごく気になっていました。そのほか服だったり、バッグも小学生みたいな感じだったのですごく嫌だったのですが、「人は中身が大事だからさ!中身が良ければ外見はいくらでも変えられるし!自分好みにコーディネートもできちゃう」と勝手にポジティブに思っていました。しかし、そんなレベルではなかったのです(笑)
今年はパートナーはいませんが、絶対に絶対に去年のクリスマスよりは良いクリスマスを過ごせると確信をしています!だって普通に自分の家で寝ているだけでもごみ屋敷にいるよりは全然マシですからね!(笑)皆さんはどうか素敵なクリスマスを~!私はおうちでケーキを食べようかなとそれだけ考えています。
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